スティルハウスの書庫の書庫

はてなダイアリーで書いてた「スティルハウスの書庫」を移転してきました。

仮想化+SSDで幸せになれました

もう5年ほどVMware Workstationを使っていますが、SSDの登場で、便利さが一気に2レベルくらいアップしました。

VMのネックはディスクI/Oが遅いこと。Hyper-Vの最新版やIntegrity VMなどではネーティブ性能に近いディスクI/Oを達成しているという話も聞きましたし、VMwareの高い製品にはそうしたオプションがあるのかもしれません。しかし普通にVMware WorkstationやESXiでVMを作り、あらかじめディスク領域を10GBとか確保してやっても、VMのディスクI/Oはネーティブの2/3程度。さらに、1台のHDDを複数のVMで共有すると、劇的に遅くなります。Windows XPゲストのVMなどは、かなりもっさりです(LinuxゲストのVMは軽いのであまり気になりませんが)。しかし、それぞれのVMに個別のHDDを割り当てるのは、仮想化のメリットも半減です(HDD領域余りまくり)。

しかしSSDの登場で、またひとつ新たな化学反応が起こりました。ランダムアクセス性能が高いこと(シーク不要)が効いていると思いますが、1つのSSDの上では複数のVMがサクサク動くのです。Win XPゲストを同時にいくつか開いていても、ほとんどストレスなく使えてしまいます。これまではもっさりのせいでWin XPゲストを積極的に使う機会はあまりなかったのですが、今では毎日がんがん使っています。プロジェクトや用途ごとに別々のVMを常時起動しておいて、コンソールを切り替えながら使ったりすると、かなり幸せです。それもこれもSSD様のおかげです。

そんなわけで、気がつくとIntel X25-Mを3つも買ってしまいました。ウチではHDDはもはやバックアップ/動画保存用メディアと化しています。例のPCI-e接続のバカ速い&高いSSDは買わないようにガマンしています。