スティルハウスの書庫の書庫

はてなダイアリーで書いてた「スティルハウスの書庫」を移転してきました。

KVSのメモ

http://d.hatena.ne.jp/shozzy/20090302/1235962175

そう考えると、先にも書いたとおり「開発効率という点でどうなのかなぁ?」と思ってしまう。Javaで業務アプリ書くときに、「RDB、SQLは使わないで、Mapをファイルに永続化させるようにしてね」とか縛られたら泣けるもんね!RDBが提供してるアトミックなトランザクション機能とか自分で全部実装するのかよ!とか。そういうミドルウェアを考えて書くのは面白そうだけど、実戦投入はためらっちゃうなぁ*3、という感じ。

http://www.isisaka.com/blog/archives/2009/02/keyvalue_stores.html

スケールアウトによる負荷分散を前提とする大規模なWebサービスやユーティリティコンピューティングにとってRDBMSを前提とするOLTPの考え方はそれがボトルネックになり、パフォーマンスと冗長性に対する傷害になりやすく、KVSのようなネットワーク透過で高速な分散ストレージの方が適している。ただそこで問題になるのはいわゆるATOMの部分で、ようはトランザクションがかけられない。

そこで最も重要なのはこういった KVSに合わせた新しいソフトウェアアーキテクチャパターン、それよりももっと純粋な技術背景となる思想といった物(そもそもデータの一貫性は本当に必要なのか?)で、それでも過去RDBMSがそうだったようにKVSに合わせた新しい概念が登場する物と思っている。