スティルハウスの書庫の書庫

はてなダイアリーで書いてた「スティルハウスの書庫」を移転してきました。

FPGAでジョインやソート

ストリームやデータベースにおけるジョインやマージやソートのFPGA実装って、いまどこまで研究が進んでいるんだろう…と気になってて、その道の専門家である筑波大の川島さんに参考になるpaperをいくつか教えてもらった。これからゆっくり読む。

  • How Soccer Players Would do Stream Joins
    • ストリームデータ同士を高速にwindow joinするhandshake joinという手法。これをベースに、三好さん+オゲさん+川島さんが世界最速のFPGA実装を作成されたとのこと。
  • FPGA: What’s in it for a Database?
    • こちらもFPGAでデータベースまわりをどう処理するか考えた短いpaper。Content-Addressable Memory(連想メモリ)のハード実装のあたり興味がある。

ハードウェアアルゴリズム一般の書籍

ところで、SIMDやシストリックアレイなどのハードウェアアルゴリズムについては、この本がなかなかわかりやすい感じ(現在読み中)。CAMやデータフロープロセッサのあたりが興味深い。

ストリーム処理一般

以下はFPGAとは直接関係ないけど最近気になるストリーム関連のリソースのメモ。川島さんには以前にストリーム処理の教科書も教えてもらったのだけど、これ高すぎて買うのを躊躇してるとこw

こっちはちょっと分野が違うけど、ストリームマイニングの本。こっちも高い割には俺が理解できるか自信がないw

あと、Self-Adjusting Computingなる技法で1日かかるMapReduceを数分に短縮したというpaper(via @tanakhさん)