スティルハウスの書庫の書庫

はてなダイアリーで書いてた「スティルハウスの書庫」を移転してきました。

#appengine ja night #9が終わりました+Slim3本とすっきり本が出た

appengine ja night #9、皆様お疲れさまでした! 今回はurekatさんshin1さん他の方々が大変詳細なwaveレポートを書いていただいています:

それと皆さんのレポートです:

今回は京都から@bufferingsさんをお招きし、すごくわかりやすいスライド+説明でDatastoreのクエリ機能を中心に解説いただきました。ここでインデックスの種類や役割、爆発等の課題を改めて押えた上で、その後私の「Next gen query」レポート、そして@ashigeruさんによる空間充填曲線の解説へと、なかなかうまい具合にクエリ特集を組めたんじゃないかなぁ〜と思います(私の説明は駆け足すぎてわかりにくかったと思います。。申し訳ありません)。@ashigeruさんの酔っぱらい気味な講義もなかなか楽しかったですw

また今回は、最初のBeerTalkとして@cht_007さんに「Chan-Toru beta」の事例紹介とApp Engineを採用した理由についての解説をいただきました。やはりさすがに重みのあるご意見だなぁ〜と感心。技術的な質問が集中したので(切り出したのは私ですが^^;)、芸能人の記者会見よろしく私が途中でカットさせていただきましたw 最後の@tagomorisさんのソースコードリーディング、私にはついて行くのが難しかったのですが、しかしGoogle流のコードの書き方があるとか、空白行に深い意味があるとか、ふむふむへぇ〜と感心いたしました。お二人ともあざっす!

ひがさん・shin1さんのSlim3本、中田さんのApp Engine本

そして実にタイミングよくajn9の数日前からひがさん・shin1さんのSlim3解説書籍「オープンソース徹底活用 Slim3 on Google App Engine for Java」が出版されました:

ひがさんshin1さんがそれぞれ書かれているとおり、この本はDatastore徹底解説とも言うべき内容になっています。正直洋書にもここまでの内容のものはありません(英訳すべき)。@bufferingsさんの今回の資料とこの本があれば、「Datastoreはだいたい分かった」と言い切っていいのではないでしょうか。

また、中田さんの書籍「すっきりわかるGoogle App Engine for Javaクラウドプログラミング」も7/2に出版されています:

こちらは今購入できるApp Engine入門書として理想的な内容になっています。ご存じのとおりGoogleが公開する日本語ドキュメントは内容が古く「英語版を読め」というのがApp Engine開発者の掟となっていますが、「すっきり本」を読んで感心したのは最新APIについても網羅されている点です。Slim3本はどちらかというと中級者向けでApp Engine全体を網羅してはいないので、「Slim3本+すっきり本」の組み合わせがベストですね。

運営について

今回は初めての試みとして、お台場にあるthe SOHOの1Fのカフェthe Canteenを借りて開催しました。飲んだり食べたりしながらApp Engine話を聞けるいい感じの環境となりましたが、いくつか反省点も:

  • ust失敗した!(1Fに有線LANあると聞いてたのですが、使えず帯域不足に)
  • なんか食事足りない気が。。
  • BGMの微調整はこちらでやるべきだった
  • マイクがハウる(マイク側のスピーカーいらないですね)

これらの点は今後改善したいです。

それと今回は@bufferingsさんの旅費を皆様からカンパいただき、必要な額をちょうど満たすことができました。皆様本当にありがとうございました!!

次回ajn10も現在仕込み中です。。8月末〜9月頭ころでしょうか。また追ってお知らせします!